皆様こんにちは、BIDAN梅田店です。
厳しい暑さが続く夏の季節、肌のベタつきや汗による不快感に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
一見「潤っている」ように感じるこの時期、実は**肌や頭皮が深刻な乾燥状態=“インナードライ”**に陥っているケースが少なくありません。
本日は、夏のインナードライが頭皮や発毛に与える影響について、わかりやすくご説明いたします。
■ インナードライとは?
「インナードライ」とは、肌表面は皮脂でベタついているのに、内側(角質層)は水分が不足している状態を指します。
特に夏場は、次のような要因でこの状態が引き起こされやすくなります:
- エアコンによる空気の乾燥
- 紫外線ダメージ
- 頭皮の過剰洗浄や汗のふき取り
- ストレスや生活習慣の乱れ
このような環境下では、肌や頭皮が水分を守ろうと過剰に皮脂を分泌するため、「脂っぽいのに乾いている」という状態が生じるのです。
■ インナードライが発毛に及ぼす悪影響
1. 毛母細胞の機能低下
頭皮の内部が乾燥すると、髪を生み出す毛母細胞に十分な栄養や酸素が届きにくくなり、髪の成長が滞る恐れがございます。
インナードライの状態は、毛髪の“土壌”を痩せさせてしまうのです。
2. 頭皮環境の乱れ
皮脂の過剰分泌と乾燥が同時に起こることで、毛穴の詰まりや炎症が起こりやすくなります。その結果、かゆみ・フケ・赤みといったトラブルが発生し、健康な髪の発育が妨げられます。
3. ターンオーバーの乱れ
乾燥によって頭皮のターンオーバー(新陳代謝)が乱れると、古い角質が蓄積しやすくなり、**毛穴の閉塞や頭皮の厚み増加(角化異常)**が起こります。これは、抜け毛や細毛の原因の一つとなります。
■ 夏のインナードライ対策 〜髪と頭皮を守るために〜
洗浄力の穏やかなシャンプーを選びましょう
過度な洗浄は皮脂を取りすぎ、インナードライを悪化させます。アミノ酸系や弱酸性のシャンプーが推奨されます。
頭皮の保湿ケアを忘れずに
お顔と同じく、頭皮にも化粧水や保湿ミストを取り入れることが大切です。洗髪後や外出後の乾燥対策として有効です。
紫外線対策を万全に
帽子の着用やUVカットスプレーを使用し、頭皮の“日焼け乾燥”を防ぎましょう。紫外線は乾燥だけでなく、老化や炎症の原因にもなります。
内側からの水分補給も意識
こまめな水分摂取、バランスの良い食事を心がけ、体内の水分と栄養バランスを整えることも重要です。
■ おわりに
“夏の皮脂は一見うるおって見えるが、実は乾いている”——これがインナードライの怖いところです。
頭皮の水分不足は、発毛環境の悪化を招く隠れたリスクとなり得ます。
日常のケアに少しだけ「保湿」の視点を取り入れることで、将来の髪の健康を守ることにつながります。
以上、BIDAN梅田店 山際でした。
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