皆さんこんにちは、BIDAN梅田店です。
冬になると日が短くなり、夜の時間が長く感じたり、寒くて気持ちがダラけてつい夜更かししてしまう…という人も多いはず。
実はこの“冬の夜更かし習慣”、
髪の成長にとってかなり大きなダメージ になります。
「最近、抜け毛が増えた気がする」
「髪が細くなってきた」
「肌の調子も崩れやすい」
そんな悩みがある人は、睡眠とホルモンの乱れが原因かもしれません。
今回は、なぜ冬に夜更かしが増えるのか、睡眠とホルモンが髪にどう関係するのか、そして改善方法まで分かりやすくまとめました。
■ 冬はなぜ夜更かしが増えるの?
① 寒さで活動が減り、リズムが乱れる
冬は運動量が減り、身体が疲れにくくなります。
→ 結果、眠気が起きにくくなり夜更かししやすくなる。
② 日照時間が短く、体内時計がズレやすい
冬は日光を浴びる時間が少なくなるため、体内時計が遅れがちに。
→ 寝る時間が後ろ倒しになる
→ 朝起きれない
→ 睡眠の質が落ちる
という悪循環に。
③ 寒さで交感神経が優位になりやすい
外が寒いと体は“緊張モード”に。
これが夜になっても続くと、身体がうまくリラックスできず眠れない状態に。
■ 夜更かしが薄毛を招く理由
1. 成長ホルモンの分泌が低下する
髪の成長にとって必要不可欠なのが 成長ホルモン。
これは睡眠の最初の深い眠り(ノンレム睡眠)で最も分泌されます。
夜更かしで寝る時間が遅くなると…
- 成長ホルモンの量が激減
- 毛母細胞の働きが低下
- 髪の成長スピードが遅くなる
結果「細い毛が増える」「抜けやすくなる」につながります。
2. 自律神経が乱れ、血行不良が進む
睡眠不足は交感神経(緊張モード)が働き続け、頭皮の血行が悪化します。
→ 毛根に栄養が届きにくい
→ 髪の成長期が短くなる
冬の寒さとダブルパンチで、抜け毛が増えやすくなります。
3. ストレスホルモン“コルチゾール”が増える
睡眠不足のとき増えるコルチゾールは、髪の成長にマイナス。
- 炎症が起きやすくなる
- 頭皮のターンオーバーが乱れる
- 髪の成長が止まりやすくなる
結果、毛周期が乱れて薄毛に直結。
■ 冬の睡眠を整えるための改善策
① 寝る90分前に“入浴”で体温を整える
入浴で一度体温を上げる→下がり始めると眠気が来る。
これが睡眠の質を大きく上げるポイント。
おすすめ温度:38〜40℃
② 冬は特に“光”を朝に浴びる
朝の光はメラトニン(睡眠ホルモン)のリズムを整えます。
これだけで睡眠の質が変わる!
③ 寝室の湿度をしっかりキープ
乾燥した部屋は眠りが浅くなりやすい。
湿度40〜60% を意識することで睡眠の質も頭皮の状態も改善します。
④ スマホは寝る1時間前にやめるのが理想
ブルーライトは覚醒作用が強く、メラトニンの分泌を抑えます。
どうしても使う場合は ナイトモード をオンに。
⑤ 夜食・カフェインは夕方までに
胃が動いている間は深い眠りに入れません。
特に:
- カフェイン
- 糖分の多い夜食
- アルコール(眠りが浅くなる)
は睡眠の質に大きく影響します。
■ まとめ
冬は「寒さ・日照不足・生活リズムの乱れ」で夜更かしが起きやすい季節。
しかし夜更かしは、
- 成長ホルモンの低下
- 血行不良
- 自律神経の乱れ
- ストレスホルモン増加
という“薄毛リスク”を一気に上げてしまいます。
逆に言えば、
冬の睡眠を整えるだけで髪のハリ・太さ・抜け毛が大きく変わる!
今日から少しずつ、睡眠リズムを整えてあげてくださいね。以上、BIDAN梅田店山際でした。