頭皮のカビが増殖するNG行動

まず一つ目は、『間違ったシャンプーの仕方をしている』ことです。

頭皮にカビが増殖する原因として、間違ったシャンプーの仕方が挙げられます。例えば、シャンプーの洗い残しがあった場合には、皮膚炎を発症し、カビの増殖に繋がる可能性があります。

髪の毛を洗う時に頭皮を強く擦りすぎると、頭皮を守る皮脂まで洗い流してしまうので頭皮の乾燥を招くことがあります。

頭皮が乾燥すると、かえって皮脂が過剰に分泌しやすくなるため、皮脂をエサとする頭皮のカビが増殖する結果となるのです。

次に、『ドライヤー等による外部からの刺激』です。

ドライヤーなど外部からの刺激も、頭皮のカビを増殖させる一因となります。洗髪後は、髪の毛や頭皮をドライヤーで乾かす必要がありますが、乾かしすぎると頭皮が乾燥してしまいます。

頭皮が乾燥すると、頭皮を守るために皮脂の分泌が盛んに行われることになります。これにより、皮脂をエサとする頭皮のカビが増殖してしまうのです。

また、『脂質の多い食生活』をしている事です。

頭皮のカビが増殖する原因として、脂質の多い食生活も挙げられます。特に、ジャンクフードやスナック菓子を日頃から好んで食べていると、頭皮の皮脂が過剰に分泌する可能性が高くなります。

脂質の多い食事を摂りすぎていると自覚のある方は、皮脂の分泌量を増すリスクが高くなるため、改善するようにしていきましょう。

最後に、『長時間の帽子の着用』も頭皮のカビの原因となります。

長時間の帽子の着用も、頭皮にカビが増殖するリスクを高めてしまいます。カビには湿った環境を好むという特徴があります。

長時間帽子を着用することによって汗が蒸れると、頭皮のカビが増殖しやすい環境になってしまうので、長時間の帽子の着用は避けるようにしましょう!

BIDAN堺東 稲垣

シャンプーを変えるだけで頭皮トラブルを改善!

美しく健康な髪を維持するためには、土壌である頭皮が健康でなければなりません。

しかし、乾燥してフケが出てきたり、ニオイやベタつき、ニキビなどの炎症など、頭皮に悩みを持っている方は多いです。

このような頭皮の悩みを解消するには、ヘッドスパなどの頭皮ケアも効果的なのですが、今使っているシャンプーを変えるだけで頭皮のトラブルが改善する場合があります。
頭皮は、顔と同じ一枚の皮で繋がっているので顔のケアと同じようにケアしましょう。

最も大切なのは洗うことですが、お顔と同じで頭皮も洗い過ぎは禁物です。

シャンプーなどの化粧品は、裏面などに全ての成分が記載されています。

シャンプーは通常「化粧品」と「医薬部外品」分類されます。
シャンプーが「化粧品」に分類される場合、ラベルの成分は濃度が濃い順番に表示されます。
(防腐剤は最後に表示されます。)
通常、水が先頭に表示され、その次に数種類の界面活性剤が表示されます。
(界面活性剤とは洗浄剤のことです。)

一般的に、水が全成分の60%~70%を占めます。次に濃度が高いのが界面活性剤です。通常、界面活性剤は3種類から5種類程度を組み合わせて構成されます。

つまりシャンプーは、水と界面活性剤で大部分が構成されているのです。

シャンプーの特長は、界面活性剤の種類に大きく左右されます。

☆石油系界面活性剤の見分け方☆

シャンプー購入の際に、裏面ラベルを見てみると、
「ラウレス硫酸・・・」
「ラウリル硫酸・・・」
などの表記があると、石油系の界面活性剤が使われています。

石油系界面活性剤は、安価で大量生産に向いているというメリットがあります。
一方、洗浄力が比較的強いため、洗い過ぎてしまうというデメリットがあります。

☆石油系界面活性剤をやめてみましょう☆

背中のニキビに長年悩んでいた人が、石油系界面活性剤のシャンプーをやめたらニキビが改善されたという話を聞きます。

もちろん、個人差はありますが、背中のニキビだけでなく頭皮のトラブルで悩んでいるなら、石油系界面活性剤のシャンプーをやめてみるのも一つの手段です。

BIDAN堺東店 石山